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【体験談】アクアポニックスの失敗から学んだこと5選|【アクアポニックスの始め方】ブログ
実践

【体験談】アクアポニックスの失敗から学んだこと5選

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こんにちは、ふぁんです。

私はアクアスプラウトSVを使って、3年間アクアポニックスを実践してきました。

アクアポニックスキット(アクアスプラウトSV)
アクアスプラウトSV

アクアスプラウトSVがどのような商品なのかは、こちらで紹介しています。

【3年間使用】アクアスプラウトSV(アクアポニックスキット)の商品レビュー

今回は私がどんな失敗をしたのか、失敗後にどんな対策をしたのか、失敗から何を学んだのかをお伝えします。

この記事を見ることで、アクアポニックスを始めた人が悩んでしまう「水槽の立ち上げ当初の失敗」を確認でき、失敗を未然に防げます。

アクアポニックスの実践から学んだこと5選

私がアクアポニックスの失敗から学んだことは下記のとおりです。

失敗から学んだこと5選
  • 水槽立ち上げ当初は、慎重なエサやりを行うこと
  • 水質チェックは定期的に実施すること
  • 市販のバクテリアを活用すること
  • 問題が発生したら、早めに対処すること
  • ヤマトヌマエビは立ち上げ時に入れないこと

1つずつエピソードを交えながらお伝えします。

水槽立ち上げ当初は、慎重なエサやりを行うこと

立ち上げ当初は水質が安定せず、一度悪化すると改善しにくいため、魚のエサやりは慎重に行うべきです。

私は立ち上げ3日目に始めて金魚にエサをあげました。その後は2日に1回程度のエサやりで、10日目からは1日2回に変更しました。

17日目に行った水質チェックでは、亜硝酸塩と硝酸塩が危険値を示しています。

1番上のピンクが硝酸塩、その下のピンクが亜硝酸塩

【補足】魚のフン(アンモニア)は微生物の働きで、アンモニア(有害)⇒亜硝酸塩(有害)⇒硝酸塩(無害)へ変化します。

17日目の危険値は、18日後(立ち上げから35日目)まで改善しませんでした。この18日間は2日に1回の水質チェックをしました。

その期間に行った対策は、

  • エアーポンプを強めにし、酸素をたくさん供給する
  • ヒーターで水温を20℃から25℃に変更する
  • 市販のバクテリアを入れる

です。

この3つは微生物の働きを促す狙いでした。しかし水質は改善されず、どれも即効性はなかったです。

この経験を通して、水質は簡単に安定しない、改善しないことを学びました。

「硝酸塩や亜硝酸塩を全く聞いたことがない」という方は、こちらを確認してください。

アクアポニックスって何?特徴や仕組み、メリット・デメリットを解説!

水質チェックは定期的に実施すること

水質は急に悪くなり、いつ改善するかも分かりません。

テトラテスト6in1

先ほど17日目に水質が悪くなったとお伝えしましたが、14日目の水質は問題ありませんでした。この3日間の変化を水質チェック以外で判断することは難しいです。

金魚も普段と変わらない様子でしたし、検査は小まめにしていて正解でした。

水質検査キットのことはこの記事を見てください。

【重要】アクアポニックスに水質検査が必要な理由と6つの検査項目を解説

市販のバクテリアを活用すること

水質を良くするバクテリア
ジェックス サイクル

長年の金魚飼育の必須アイテム、バクテリアです。魚にとって最適な水質環境を作れます。

私は水槽に水を足す時、カルキ抜きを終えたらバクテリアを必ず入れます。バクテリアはアクアポニックスの立ち上げ当初も有効でした。

初日にバクテリアを入れ、3日目に水質チェックをしたらすでに硝酸塩に反応がありました。

1番上のピンクが硝酸塩

アンモニアが亜硝酸塩を経て、硝酸塩に変化したことになります。つまりバクテリアが働いた証拠です。

最終的にエサをあげ過ぎたため、バクテリアの効果を上回るほどの亜硝酸塩が発生して、水質は安定しませんでした。バクテリアは万能ではありませんが、スムーズに水質を安定させることができますので、ぜひ使ってください。

問題が発生したら、早めに対処すること

水質が悪くなった時は早めに対処しなければ、魚が全滅してしまう可能性があります。

水質が悪い場合の7つの対処法をご紹介します。

水質が悪い時の対処法7選
  • 水替えを行う
  • 野菜を増やす
  • 魚を減らす
  • バクテリアを入れる
  • 水温を25℃~30℃にする
  • 酸素をたくさん供給する
  • ヤマトヌマエビやタニシを入れる

詳細はこの記事で確認してください。

アクアポニックスの水質が悪くなったらやるべきこと7選

私は水質が悪い状況の中で「魚を減らす」「水替えを行う」を実施しませんでした。

いざ問題が発生すると躊躇(ちゅうちょ)しますが、金魚が全滅していた可能性は高いと思います。たまたま金魚は持ちこたえました。

問題が発生したら、早急に対策を行い、魚へのダメージを少なくしてください。

ヤマトヌマエビは立ち上げ時に入れないこと

ヤマトヌマエビは水槽の立ち上げ後、すぐに入れないでください。

その理由は、金魚が食べてしまうからです。

ヤマトヌマエビは金魚のエサ(残飯)やコケなどを食べて、水環境を良くします。「エビを早めに入れた方がいいじゃん」と思われるかもしれません。

しかし立ち上げ当初は魚へのエサやりを控えた方が良いので、もしエビを入れてしまうと捕食対象になってしまうのです。

実際に私が立ち上げた水槽では、エサを控えた数日の間にエビは食べられてしまいました。大きなエビを入れても、金魚は空腹な状態が続くと食べてしまいます。

毎日エサをあげている現在の水槽では、新たに入れたヤマトヌマエビは捕食されていません。

魚にとって最適な環境ができてからヤマトヌマエビは入れましょう。

まとめ(立ち上げ時は水質が不安定)

アクアポニックスの失敗から学んだこと5選について解説しました。

  • 水槽立ち上げ当初は、慎重なエサやりを行うこと
  • 水質チェックは定期的に実施すること
  • 市販のバクテリアを活用すること
  • 問題が発生したら、早めに対処すること
  • ヤマトヌマエビは立ち上げ時に入れないこと

水質が安定するのに、私は35日かかりました。その後、半年経っても水質は安定しています。

アクアポニックスは立ち上げ当初が難関です。

私の失敗談が皆さんの役に立てば幸いです。

以上!ご覧いただき、ありがとうございました。

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