実践

【初めての方にオススメ】アクアスプラウトSV(アクアポニックスキット)の商品レビュー

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こんにちは、ふぁんです。

私は「多くの方にアクアポニックスを気軽に楽しんでほしい」と思い、ブログを書いています。

今回は株式会社アクポニのアクアスプラウトSVというアクアポニックスキットのレビュー記事です。

私はこのキットを4年間使用しています。長く使っているからこそ、良い点や悪い点が分かってきました。

ふぁん

この記事はこんな人にオススメ!

  • アクアポニックスを始めたい人
  • アクアスプラウトSVがどんな商品なのか知りたい人
  • アクアスプラウトSVの購入を検討している人

では早速解説していきます。

アクアスプラウトSVを買って良かったと思う理由

アクアポニックスを通して「熱帯魚や金魚の飼育」「家庭菜園」「水耕栽培」「観葉植物やハーブ」「アクアリウム」など色んな分野に触れることができたからです。

始めた当初は金魚が死んだり、野菜がうまく育たなかったり、と問題はありました。

でもそこからアクアポニックスについて学びなおし、実践を続けていくことで野菜の収穫を楽しめるようになりました。

収穫したバジル

今も育てたことのない野菜を植えて、うまく育つのかを確認したり、失敗した理由を調べたりしています。

アクアポニックスは楽しみながら学ぶことができます。

アクアスプラウトSVの良い点(メリット)

アクアスプラウトSVを実際に使って、良い商品だと思った理由をまとめました。

  • 本体は軽量かつ丈夫な素材で、屋外使用も問題ない
  • 野菜ベッドが広いので、野菜をたくさん収穫できる
  • 水替えはほとんど必要ない

それぞれ順番に解説します。

本体は軽量かつ丈夫な素材で、屋外使用も問題ない

アクアスプラウトSVは耐久性に優れている商品です。

本体について

アクアスプラウトSV本体

4年間の内、屋外で使用した時期もありますが、ほとんど傷みがありません。

日焼けによる変色を気にされる場合は、カラーは黒を選ぶと良いです。本体の表面が汚れても、布でサッと拭けばキレイになります。

付属品について

アクアポニックスで苗を育てる
野菜ベッド(ハイドロボール)
  • ハイドロボールは使用していくと摩擦や劣化により割れてしまうことがあります。4年使っても全体の5%以下なので、使用に問題はないです。
  • 植物用ライトや水中ポンプ、タイマー、パイプなどの付属品は、現在も問題なく使えます。
  • スターターセットには少し不満があるので、デメリットとしてお伝えします。

耐久性に優れていて、長く使える商品です。キットを購入後に機器を追加で買うことはほとんどないと考えて良いでしょう。

野菜ベッドが広いので、たくさん野菜を収穫できる

現在販売されているアクアポニックスの小型キットの中で、アクアスプラウトSVが1番野菜の収穫を楽しむことができます。

それは野菜ベッドが広いからです。野菜ベッドの広さは縦20㎝×横60㎝となっており、4~6苗の栽培ができます。

アクアポニックスの野菜

私の知る限りでは、他の商品は野菜を植えるスペースがそれほど大きくないです。

類似商品の中には、「インテリアやアクアリウムを重視した商品」、「低価格で小さいサイズの商品」などが販売されています。

何を目的にするかで選ぶ商品は違ってきますね。

私の経験上、小型キットはオススメしません。それは水質が安定しにくいからです。

例えば、小さな金魚鉢と大きな水槽で同じ魚(サイズや数も一緒)を飼育するとします。

水が汚れるのは小さい金魚鉢の方が早いです。水量に占めるフンなどの毒が多くなると、水質はどんどん悪化するためです。

たくさん野菜を収穫できる点や飼育の安心感を考慮すると、アクアスプラウトSVは良い商品だと思います。

水替えはほとんど必要ない

アクアポニックス水槽
100日経ってもキレイ!

アクアスプラウトSVの水槽を立ち上げてから100日以上経ちますが、私は水替えを行っていません。

植物が吸収したり、蒸発したりする分の水を補充するだけです。

立ち上げ当初から飼育している金魚も元気です。

ただし「水替えをせずとも魚を飼育できる環境」というだけなので、汚れやコケの掃除は必要になります。

また水替えを適宜実施する方が魚にとって良いのは間違いないです。

アクアスプラウトSVの悪い点(デメリット)

使ってみて残念だったことやデメリットを紹介します。

  • セット販売の付属品に不満がある
  • ハイドロボールがライトスタンドの接続部に落ちる
  • 魚の出し入れや水替え、掃除がしにくい

それぞれ詳しくお伝えします。

セット販売の付属品に不満がある

アクアスプラウトSVは水槽や水中ポンプなどと一緒に、スターターセットが付属されています。

(出典)Amazon 「アクアスプラウトSVの商品ページ」

これ、私にはあまり必要ないです。

以前から金魚飼育をしていたのが理由ですが、それを抜きにしても次のようなことを思いました。

  • カルキ抜き(1,300円)は100均のカルキ抜きで十分。
  • 魚のエサや底石は色んな種類が市販されているので、自分で選びたい
  • 底面フィルターは使わない。

このような考えに共感いただける方なら、本体とハイドロボール、水中ポンプの3つをセットにした商品が良いです。

※水槽は別売りなので、サイズを間違えないようにしましょう。

「1つ1つ付属品を選ぶのが手間だと思う方」「どのエサを買えばいいか分からない方」はスターターセットで始めて問題ありません。

商品購入時選択肢があるのは良いことですね。

ハイドロボールがライトスタンドの接続部に落ちる

アクアポニックスで育てた観葉植物の画像
両端にスタンド用の穴がある

設計ミスなのか分かりませんが、ハイドロボールがライトスタンドの穴に落ちてしまいます。

普段はスタンドが付いているので全く問題ないです。掃除の時に毎回ビニール袋を差し込んでいます。

魚の出し入れや水替え、掃除がしにくい

キットの構造上、魚の出し入れや掃除がやりづらいです。

本体より水槽の幅が8㎝ほど広いため、全くできない訳ではありません。

画像のように水中ポンプとパイプを一時的に離せば、アクアスプラウト本体を前後にスライドさせることができます。

こうすることで水槽内の掃除は行いやすくなりました。

以上のとおりアクアスプラウトSVにはデメリットがあるものの、簡単な方法で対策が可能です。

アクアスプラウトSVのサイズは最適

アクアスプラウトSVの商品レビューを紹介しました。

大きすぎず、小さすぎないサイズ感が他の商品にはない強みです。

アクアポニックスは野菜や魚を育てる技術や知識が必要なので、キットを使えば誰でもうまくいくものではありません。

それなりに難しさもあるけど、挑戦してみたい方にオススメします。

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今後もアクアポニックスの野菜や魚の育て方について、ブログでどんどん発信しますので良かったらご覧ください。