こんにちは、ふぁんです。
私はアクアポニックスを3年、金魚飼育を8年やってきました。
アクアポニックスに関する情報をブログで発信しています。
そもそもアクアポニックスのことを知らない方はこちらをご覧ください。
今回はアクアポニックスをやったことのない方に向けて、経験者の立場から魅力をお伝えします。
こんな人にオススメ!
- 始める前に経験者の感想を聞いておきたい人
- 「ハードルが高いのではないか」と不安な人
- アクアポニックスをやるか迷っている人
紹介する魅力は、「水槽の水替えが不要」「オーガニック野菜を収穫できる」などのメリットや長所ではありません。
私がアクアポニックスを実際にやって感じた魅力です。言葉の通り、アクアポニックスに夢中になった理由だと思ってください。
この記事を見て、「アクアポニックスをやってみたい!」と思っていただけたら幸いです。
※趣味でやっているアクアポニックスの魅力をお伝えします。
アクアポニックスの魅力5選
5つ紹介します。
- 【オリジナリティ】植物と魚の組み合わせが自由
- 【感謝】魚が育てた野菜である
- 【体験】楽しく学べる
- 【挑戦】難易度が高い
- 【マイノリティ】認知度が低い
それぞれ解説します。
【オリジナリティ】植物と魚の組み合わせが自由なこと
植物も魚も豊富な種類から選択できます。
植物は多くの野菜やハーブ、観葉植物などが栽培可能です。魚は淡水魚の中から水槽サイズに合ったものを飼育します。
具体的な植物はこちらにまとめました。
魚の種類は『株式会社アクポニ』のHPがとても分かりやすいです。
(出典:株式会社アクポニ)「アクアポニックス養殖魚の種類【完全版】メダカからチョウザメまで」https://aquaponics.co.jp/blog/fish/
具体的に植物と魚をどのように組み合わせるか…。
これによって自分だけのアクアポニックスの世界を作れます。
私は金魚飼育をきっかけにアクアポニックスに出会い、野菜づくりを始めました。
はじめはサニーレタスや水菜などの葉物野菜が多かったです。
最近はハーブ(バジル)や観葉植物(パキラやシンゴニウムなど)を育てています。
色々試してみて、独自のアクアポニックスが完成するのは大きな魅力ですね。
【感謝】魚が育てた野菜であること
アクアポニックスで収穫した野菜は、魚が育てたものです。
飼育している魚が育てた野菜って、始めは不思議な感じでした。
「本当に大丈夫なの?食べれるの?」と半信半疑だった私。
育てたサニーレタスを食べた感想は、「畑と比べて美味しいかは良く分からない」「食感がやや悪い気がした」です。
でも食べ終えて、「魚が育てた野菜だったんだ」と思うわけです。
その後も収穫する度に、「今回も野菜をありがとう」と思うようになりました。
例えあまり大きく育たなかった野菜であっても、やっぱり美味しいです。
野菜を作ったのは水槽の中にいる魚だという不変の事実があるからです。
「ブランド米」より「祖父の育てたお米」の方がおいしいと感じる感覚に近いでしょうか。
魚に感謝して、とても愛おしくなります。
普段の食事では感じられない野菜のありがたさは特別な経験であり、アクアポニックスの魅力です。
【体験】楽しく学べること
アクアポニックスは植物栽培と魚飼育を楽しく学ぶことができます。
好きな野菜や魚を選んで、成長を日々観察できるからです。
また毎日のエサやりや水槽を眺める時間に癒されます。
ここで経験者として1つお伝えしたいことがあります。
私の経験上、小型のキットでは野菜の成長は水耕栽培(液肥)と比べるとゆっくりです。
魚のエサが少なくて、野菜に栄養が足りていないからです。
「エサを増やせば解決するじゃん」と思われるかもしれませんが、エサをあげ過ぎると魚は体調を崩します。
また水質が悪化する可能性もあります。
野菜の成長より魚の体調に重点を置くことが、アクアポニックスを長く維持するコツです。
※飼育者次第で野菜も魚もどんどん成長させることは可能です。
【挑戦】難易度が高いこと
野菜栽培や魚飼育をそれぞれ単体でやるのと比較すれば、アクアポニックスは難しいと思います。
それは野菜と魚、微生物のバランスを保つ必要があるからです。
ただしポイントを押さえれば失敗を減らすことができます。
アクアポニックスを難しいと感じる理由やその対策法はこちらで解説しています。
唐突ですが、皆さんは「誰でも簡単にできてしまう趣味をやりたいですか?」
私はNo(ノー)です。
仮にアクアポニックスが誰でも簡単にできてしまうことだったら、私はやっていなかったと思います。
それは自分が工夫する余地がないからです。
まずはやってみて、うまくいかなければやり方を変えてみて、それでもダメならまたやり方を変えます。
そのように工夫を繰り返す方が楽しいです。
アクアポニックスの難しさは、私を夢中にさせてくれています。
【マイノリティ】認知度が低いこと
認知度が低いからこそ、今後も伸びしろがあります。
アクアポニックスを趣味でやっている方は、そこまで多くないと思います。
ノウハウや実践記録もあまり公開されていないのが現状です。
これからアクアポニックスがどのように広まっていくかは分かりませんが、きっと近い将来、どこのスーパーでもアクアポニックス産の野菜が並ぶようになると思います。
どんどん関心が高まり、アクアポニックスをやりたいと思う人も増えるでしょう。
そんな時に経験者が始め方をお伝えできれば、アクアポニックスはさらに広がっていくと思います。
このブログはやりがいを持って取り組んでいます。
まとめ(アクアポニックスを始めませんか)
アクアポニックスを経験して感じた魅力(夢中になった理由)についてお伝えしました。
アクアポニックスは魅力的で可能性を秘めています。
この記事に共感して、アクアポニックスを始めるきっかけになれば嬉しいです。
一緒にアクアポニックスを盛り上げていきませんか?
以上!ご覧いただき、ありがとうございました。