- 「育てたい野菜の苗が全然売ってない」
- 「何度も植え替えるのが面倒くさい」
そんな方はアクアポニックスに観葉植物を植えましょう!
こんにちは、ふぁんです。
今回はアクアポニックスで栽培している観葉植物についてお伝えします。
先日、アクアポニックスで栽培可能な植物を紹介しました。
観葉植物はアグラオネマ、ガジュマル、ポトスを挙げたのですが、「他にはないの?」と思った方もいるはずです。
アクアポニックスのWebサイトなどに情報がないので紹介できませんでした。
でも実際のところ、ほとんどの観葉植物はアクアポニックスで栽培可能です。育てることが難しいのは乾燥を好む植物(サボテンなど)になります。
- 「観葉植物なんて植えている場合じゃない」
- 「夏は野菜の栽培に最適な時期だよ」
たしかにそのとおりです。でも収穫の度に新たな苗を準備するのって大変ですよね。
ホームセンターや道の駅で苗を買おうにも、カンカン照りにさらされた苗は、枯れる寸前で売られていることもあります。
それでは苗を購入する気になりません。
ではどうするのかと言われれば、「観葉植物を植えて楽をしよう!」となるわけです。
この記事を見れば、アクアポニックスに観葉植物を植えるのも選択肢の1つだと思っていただけます。
植えた観葉植物(シルクジャスミン、シンゴニウム、パキラ、ピレア)
私はダイソーで観葉植物を4つ購入し、アクアポニックスに植えました。
今回植えたのはシルクジャスミン、シンゴニウム、パキラ、ピレアです。
全て110円でした。
植えてから1カ月以上経ちましたが、全て順調に成長しています。
アクアポニックスで観葉植物を育てるメリット
- 野菜と比べて、手間が少なく管理が容易であること
- 野菜ベッドに常に植物があるので水質が悪化しにくいこと
観葉植物は野菜と比べて、容易に育てることができます。
野菜は収穫すれば新たな苗を準備する必要も出てきます。
苗の土を落とす作業が非常に面倒です。
夏は野菜の成長も早いので、苗準備の頻度も多くなります。
観葉植物は一度植えるだけなので、全く手間がかかりません。
もう1つの良い点は、野菜ベッドに常に植物があるので水質が悪化しにくいことです。
アクアポニックスの循環を止めることがないため、魚にとっても良い環境を維持できます。
アクアポニックスで観葉植物を育てるデメリット
観葉植物は野菜に比べて栄養(硝酸塩)の吸収が悪いため、水槽の硝酸塩が高めです。
一番上のピンク色が硝酸塩で、高い数値を示しています。
硝酸塩は魚に無害ではあるものの、あまり蓄積させるのは良くないです。
この対策としては観葉植物だけの栽培ではなく、野菜やハーブ類も合わせて栽培することをオススメします。
私のアクアポニックスでは4つの観葉植物の他にバジルを植えています。
それでも硝酸塩が高いままなので、今後は「野菜の数を増やして硝酸塩が減るのかどうか」について確認する予定です。
観葉植物を育てた環境
参考までに私が育てた環境を紹介します。
- 屋内の直射日光の当たらない場所
- エアコンから離れている場所
- ガラス扉からの明かりはある
- 植物用ライトを使用(1日12時間ほど)
- 屋内気温と水温は常に20度を超える
- 金魚3匹に対してエサは1日1回
- タイマーを使用して、2時間の内15分水中ポンプを作動させる(その繰り返し)
観葉植物に付いていたネームプレートの裏面には、次のように記載されていました。
- 水やり →土の表面が完全に乾いたら根元に
- 置き場所→エアコンの風が直接当たらない所、直射日光の当たらない半日陰
その条件は満たしています。
植物用ライトの照射時間は、12時間と長めですが、1日6時間は光に当てるべきです。
またタイマーの間隔は目安なので、「1時間の内、15分は水中ポンプを作動させる」など、自分なりに良い感覚を見つけてください。
まとめ(今後も観葉植物を継続)
アクアポニックスに シルクジャスミン、シンゴニウム、パキラ、ピレア を植えて、1か月以上観察してきました。
野菜と比べると手間がかからず、本当に楽です。そして長期間栽培を楽しむことができます。
ただし野菜ほど栄養を必要としないため、硝酸塩が高い状況です。
観葉植物と野菜をバランス良く植えたいですね。
今後も観葉植物の成長を見ていき、またどうなったのかを報告します。
皆さんもぜひ、アクアポニックスに観葉植物を植えてみてください!
以上!ご覧いただき、ありがとうございました。