こんにちは、ふぁんです。
突然ですが、アクアポニックスや水耕栽培で野菜がうまく育たなかった経験はありませんか?
私が屋内で育てたサニーレタスは徒長(とちょう)しました。
茎は細長く伸びて、葉は小さいです。
今回は「徒長とは何か、徒長の原因と対策法」について解説します。
対策はアクアポニックスに特化した説明です。
この記事は以下の人にオススメ!
- 野菜が成長せず、悩んでいる人
- 野菜づくりに適した環境を知りたい人
この記事を見ることで、徒長を改善でき、野菜づくりのレベルアップにつながります。
徒長とは植物の茎や葉が伸びすぎること
徒長とは「植物の茎や葉が伸びすぎること」です。
中央の春菊に注目してください。
春菊は縦に成長をしているにも関わらず、葉は大きくありません。最終的に頭が重く、倒れこんでしまいました。
一度徒長した茎や葉は改善しないので、事前の対策が重要です。
徒長の原因とその対策
徒長の原因は7つ考えられます。
徒長の原因7選
以下のとおりです。
- 水のやりすぎ
- 水はけが悪い
- 肥料の過不足
- 光不足
- 風通しが悪い
- 高温多湿
- 密に植える
それぞれの対策法をお伝えします。
徒長させない対策
アクアポニックスに特化した解説です。
①水のやりすぎには、タイマーを使う
アクアポニックスでは水がずっと循環しているので、野菜に水を与えすぎてしまうことが多いです。
そのためタイマーを使って、水中ポンプの電源のオン・オフを定期的に切り替えます。
水中ポンプの電源をオフにして野菜ベッドの水位を下げることで、根は呼吸できます。
時間配分は「1時間の内、オン:15分、オフ:45分」を24時間繰り返してみましょう。その後、野菜の成長を確認しながら、微調整を行ってください。
②水はけが悪い場合は、タイマーを使う
①を実践すれば対策できます。
③肥料の過不足の対策は、魚のエサの量を増減させる
魚のエサの量を調節します。
アクアポニックスでは、魚の排せつ物が野菜の肥料(栄養)だからです。
栄養が足りていないと判断した場合は、エサを増やします。ただしエサを与えすぎると魚に負担がかかるので、徐々に増やしてください。
またエサの量は水質に影響するため、水質チェックを忘れずに行いましょう!
④光不足であれば、日光やLEDライトを活用
日光の当たる環境づくりやLEDライトを活用します。
日の短い冬や屋内栽培では光不足になりやすいです。植物用のLEDライトを1日6~7時間、当ててあげましょう!
⑤風通しが悪い場合は、扇風機を使用する
小型の扇風機で風を送ります。
屋内の締め切った環境では風通しが悪いです。野菜に弱めの風を当てます。
⑥高温多湿には扇風機を使用する
⑤同様、扇風機は効果があります。
屋内であればエアコンで空調を管理することもできますが、趣味でやるのであれば扇風機で十分です。
⑦密に植えていれば、間隔をあける
苗を植えすぎないことです。
密に植えると野菜に十分な光が届かなくなり、風通しも悪いです。苗が多いと1つの野菜が吸収する栄養も分散します。
欲張らずに密を避けて育てましょう!
まとめ
徒長とは「植物の茎や葉が伸びすぎること」です。
- 水のやりすぎ
- 水はけが悪い
- 肥料の過不足
- 光不足
- 風通しが悪い
- 高温多湿
- 密に植える
徒長の対策として「タイマーやLEDライト、扇風機」などを使用することをオススメします。
この記事があなたの野菜づくりの解決につながれば幸いです。
最後に野菜を上手に育てるコツ(コンパニオンプランツ)について紹介します。
以上!ご覧いただき、ありがとうございました!