こんにちは、ふぁんです。
3年間の屋内アクアポニックスを経て、屋外でティラピアの養殖に挑戦しています。
ここ数年、テレビや雑誌で目にする機会が増えたアクアポニックス。
SDGsに関連していて、注目度が上がってきました。
今回は「2021年版、アクアポニックスのニュース5選」を紹介します。
この記事を見れば、今年アクアポニックス業界にどのようなことが起きたのかが分かります。
紹介はプレスリリースの日付順です。
では早速見ていきましょう!
アクアポニックス農法の野菜がネットで購入可能に
2021年1月25日に株式会社プラントフォームがプレスリリース。
アクアポニックス農法で生産した無農薬野菜「FISH VEGGIES (フィッシュベジ) 」がオンラインストアで購入できます。
今までアクアポニックス産野菜を食べることができるのは、一部の農場や飲食店だけでした。
このネット販売により、全国でアクアポニックス産野菜を食べることが可能です。
根っこ付きの生きてる状態で出荷しているので、新鮮な野菜が届きます。
このような人にオススメです。
- 無農薬野菜に興味がある
- アクアポニックスをやってみる前に食べてみたい
- 普段食べている野菜との違いを体験したい
どんな野菜なのか詳しく知りたい人は、下記を見てください。
湘南アクポニ農場が開設される
2021年2月14日、株式会社アクポニが神奈川県藤沢市に農場を開設したニュースです。
農場は毎週水曜日に一般公開されています。
実物施設を見学できて、質疑応答の時間もあるので、アクアポニックスについて学びたい人には打って付けです。
見学の概要を知りたい人や申し込みたい人は下記をチェック!
このニュースは下記より確認できます。
アクアポニックス試験農場『湘南アクポニ農場』を神奈川県藤沢市に開設
※アクアポニックス農場は全国各地にありますので、「近くの農場で見学できないか」をぜひ探してみてください。
世界初|カピバラの排泄物を用いた有機養液による循環型水耕栽培の展示開始
2021年10月27日に、カワスイ川崎水族館から発表されたニュースです。
以下はリンク先からの抜粋です。
<技術概要>
有機養液栽培とは、微生物の働きにより有機物を分解することで水耕栽培に利用可能な養液を作製する技術と、その養液を用いた水耕栽培による栽培を指しています。(中略)
有機養液栽培においては、微生物の力を活用することで有機物中に含まれる有機態窒素を分解し、最終的に硝酸イオンに変換します(並行複式無機化法)。生成した硝酸イオンを窒素源として植物が吸収し、成長します。
(出典:CHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD.のHPより)
記事にはアクアポニックスと出てきませんが、仕組みはアクアポニックスと同じです。
ここで皆さんにお伝えしたいのは、アクアポニックスは淡水魚以外でも可能なことです。
エビやカメ、カエルを飼育するケースは聞いたことがありましたが、カピバラが仲間入りするとは…。
「柔軟な発想でアクアポニックスに取り組んでいきたい」
そう思える良いきっかけになりました。
詳細情報はこちら。
カワスイ 川崎水族館と株式会社ティエラポニカ カピバラの排泄物を用いた有機養液による「循環型水耕栽培」の展示を開始
アクポニハウスの販売や提供を開始
2021年11月4日、株式会社アクポニがアクアポニックス生産設備をパッケージ化した『アクポニハウス』の販売と提供を開始しました。
アクポニハウスは趣味(小規模)と農場(大規模)の中間ですね。
3種類のサイズから選ぶことができます。
このハウスが人目に触れる場所に導入されれば、地域の人がアクアポニックスに興味を持ってくれるかもしれないですね。
ニュース詳細はこちら。
循環型農法「アクアポニックス」をパッケージ化した 『アクポニハウス』の提供を開始
全国発|アクアポニックス農法の野菜がイオンで販売を開始
2021年12月15日、株式会社プラントフォームの「FISH VEGGIES」が新潟県内イオン9店舗で販売開始となりました。
ネット販売を行いつつ、イオンで販売するって、収穫が安定している証拠ですね。
今後どこまで販路を拡大していくのか、要チェックです。
詳細はこちら。
【まとめ】見る!触れる!食べる!環境が整ってきた
2021年のアクアポニックスに関するニュース5選を紹介しました。
すごい勢いを感じます!
- 野菜をネットや新潟のイオンで購入できる
- 農場を見学して学べる
- ハウスで中規模アクアポニックスに取り組める
- 淡水魚ではなくカピバラでアクアポニックスができる
この他にも「陸上養殖や野菜栽培の研究が進む」「学校で子どもがアクアポニックスに触れる」などのニュースがありました。
私は多くの刺激を受けながら趣味アクアポニックスを通して、1人でも多くの人に楽しんでもらえるように来年もブログを書きます。
どうぞこれからもよろしくお願いします。
以上!ご覧いただき、ありがとうございました。