こんにちは、ふぁんです。
私は金魚飼育をはじめて10年になります。
これまで金魚飼育の先輩にノウハウを教えてもらい、経験を積んできました。
金魚飼育で実践すべきこと11選は、誰でも取り組むことができる内容です。
「金魚飼育で必ず実践すべきこと5選」、「私が実践している金魚への配慮3選」、「金魚を病気から守るためにやるべきこと3選」に分けて解説します。
この記事は以下の人にオススメ!
- これから金魚を飼育したいと考えている人
- 金魚の飼育がうまくいかず悩んでいる人
この記事を見ることで、金魚飼育の基礎知識を学べます。実践すれば、金魚にとって快適な環境を作ることができます。
金魚飼育で必ず実践すべきこと5選
金魚飼育で必ず実践すべきこと5選は下記のとおりです。
- 金魚は少なめに飼う
- 水槽の塩素(カルキ)を抜く
- 水槽に酸素を入れる
- 金魚を水温と水に慣らす
- エサは控えめにあげる
1つ目は金魚の購入時、2~4つ目は水槽の立ち上げ時、5つ目は飼育時のポイントです。
飼育前に4つもポイントがあるの?
事前の準備が大切ってことだよ!
知っておけば大丈夫?
うむ!1つずつ解説していくね!
金魚は少なめに飼う
金魚飼育で必ず実践すべきこと1つ目は、金魚を少なめに飼うことです。
金魚を飼う前に、「水槽で何匹の金魚を飼えるのか」、目安を知っておきましょう。
水槽サイズ | 水量 | 飼育可能な金魚の数(エアレーション有) |
---|---|---|
30㎝(30×20×23) | 12ℓ | 小型5尾まで |
45㎝(45×30×30) | 35ℓ | 小型7尾まで、中型5尾まで |
60㎝(60×30×36) | 60ℓ | 小型10尾まで、中型7尾まで、大型5尾まで |
※金魚サイズの目安 ・小型…3~5㎝ ・中型…5~8㎝ ・大型…8㎝以上
思ったより金魚の数って少ないんだね
酸素不足と水質悪化を防ぐためだよ
少ないと、さみしい水槽にならない?
金魚が大きくなることも考えておかないと!
そうか!大事に育てていくね
水槽の塩素(カルキ)を抜く
金魚飼育で必ず実践すべきこと2つ目は、水槽の塩素(カルキ)を抜くことです。
水道水には殺菌のための塩素が含まれていて金魚には有害だからです。カルキ抜きを使用すれば、塩素のない無害な水になります。
カルキ抜きは100均(ダイソー)で購入できます。
水槽に酸素を入れる
金魚飼育で必ず実践すべきこと3つ目は、水槽に酸素を入れることです。
エアーポンプを使って酸素を入れます。水槽サイズに合ったエアーポンプを使ってください。
金魚を水温と水に慣らす
金魚飼育で必ず実践すべきこと4つ目は、金魚を水温と水に慣らすことです。
買ってきたばかりの金魚をすぐ水槽に入れてはいけません。
買ってきた袋ごと水槽の水に浮かせておきます。水温に慣れるのに30分ほどかかります。
その後、水槽に金魚を移しますが、袋の水は汚いので一緒に入れないでください。
優しく、すくってあげてね!
エサは控えめにあげる
金魚飼育で必ず実践すべきこと5つ目は、エサを控えめにあげることです。
金魚を飼い始めたときは、たくさんのエサをあげたくなりますよね。しかし、あげ過ぎは厳禁です。
以下のポイントを押さえて、エサをあげてください。
- エサは3分程度で食べ終わる量にする
- 1日に2~3回までとする
- 食べきれなかったエサはネットで回収する
- 水温が10℃以下ならエサはあげない
魚が食べ過ぎや寒さによって消化不良を起こさないようにします。また水質を悪化させないためです。
エサをあげないことに抵抗がある方は、低水温でも消化しやすいエサをあげましょう!
金魚って10日くらいエサを食べなくても平気なんだよ
え~!そうなの?
そのくらい強い生命力ってこと
分かっていれば、あげ過ぎないね!
私が実践している金魚への配慮3選
この3選は魚を元気に飼うために守るべきことです。
- エアコンの近くに水槽を設置しない
- 水槽に直射日光を当てない
- 夜は水槽に目隠しをする
それぞれ解説します。
エアコンの近くに水槽を設置しない
私が実践している金魚への配慮1つ目は、エアコンの近くに水槽を設置しないことです。
それは水温の変化を少なくするためです。
エアコンの風や直射日光は、急激な水温変化を引き起こし、魚が体調を崩します。エアコンや熱を発するものから離した場所に水槽は設置してください。
水槽に直射日光を当てない
私が実践している金魚への配慮2つ目は、水槽に直射日光を当てないことです。
直射日光はコケを発生させる原因になるためです。
ただし日光は金魚の体色を鮮やかにしてくれる(保ってくれる)ので、絶対ダメな訳ではないです。金魚に快適な環境を維持できるよう、日光はバランスよく取り入れると良いでしょう。
夜は水槽に目隠しをする
私が実践している金魚への配慮3つ目は、夜は水槽に目隠しをすることです。
これは屋内で金魚を飼う時の配慮です。
金魚は夜に寝てはいないものの、光をもとに生活リズムをとっています。夜は不必要にライトをつけず、部屋の明かりを目隠しで遮断して、金魚を休ませてください。
金魚を病気から守るためにやるべきこと3選
金魚を病気から守るためにやるべきことは3つです。
- 金魚を良く観察する
- 水質チェックを行う
- 病気を持ち込まない
金魚は病気になってしまうと、完治するのに時間がかかります。
未然に病気を防ぐ対策が重要です。それぞれ解説します。
金魚を良く観察する
金魚を病気から守るためにやるべきことの1つ目は、金魚を良く観察することです。
日頃から金魚を見ておくと、ちょっとした変化に気づくことができます。
例えば「エサを食べない」「泳ぎ方が弱弱しい」「体に出来物がある」などです。病気かどうかの判断は難しいですが、必要に応じて塩や治療薬を使います。
塩水浴では治療用の水槽を用意して0.5%の食塩水を作り、そこで金魚を休ませます。
「なぜ塩水浴が休むことにつながるのか?」というと、金魚と塩水の浸透圧が均等に保たれることで、金魚は無駄なエネルギーを消費しないためです。
塩水浴は初期治療の1つと考えておきましょう。
水質チェックを行う
金魚を病気から守るためにやるべきことの2つ目は、水質チェックを行うことです。
水質を数値化できるため、水槽を眺めるだけでは気づけない点を確認できます。
水質チェックの詳細は、この記事を参考にしてください。
病気を持ち込まない
金魚を病気から守るためにやるべきこと3つ目は、病気を持ち込まないことです。
「別々に購入した金魚を同じ水槽で飼う」「新たな金魚を追加飼育する」などの場合に、病気を持ち込む可能性があります。
水槽内ですぐに病気が広がってしまうため、金魚が全滅することも珍しくないです。
病気を持ち込まない対策は、金魚を飼育する前に0.5%の塩水浴を2週間行う(トリートメントする)ことです。
早く飼いたい気持ちを抑えるのは簡単ではないですが、ここで焦ってしまうと金魚が病気になってしまうことがあります。
長く飼いたいと思うのであれば、まずはトリートメントをしてくださいね。
金魚の飼育は難しくない
「金魚飼育で必ず実践すべきこと5選」、「私が実践している金魚への配慮3選」、「金魚を病気から守るためにやるべきこと3選」の合計11選について解説しました。
- 金魚は少なめに飼う
- 水槽の塩素(カルキ)を抜く
- 水槽に酸素を入れる
- 金魚を水温と水に慣らす
- エサは控えめにあげる
- エアコンの近くに水槽を設置しない
- 水槽に直射日光を当てない
- 夜は水槽に目隠しをする
- 金魚を良く観察する
- 水質チェックを行う
- 病気を持ち込まない
多いと感じる方もいるかもしれませんが、少しずつの積み重ねが金魚の負担を減らし、快適な環境を作ることにつながります。
ぜひ今回の内容を実践して、金魚を長く、楽しく飼ってほしいです。
以上!ご覧いただき、ありがとうございました。